理工系ミライノート
受験前から考える将来設計
高校・大学・就職と、理系の大学・学部学科に進学したらどんな未来を歩むのか。将来設計は早くから考えるのがポイント。自分の夢と重ねながら、「理系分野」から未来をイメージしてみましょう。
高校3年間
将来計画は自分の興味や夢を見つけることから
見つける!
まずは自分の「好き」を見つけることから。小さい頃を振り返ったり、両親や友達に自分の特徴を聞くのもいいかも。
考える
現状の「得意」だけに縛られず、興味を持って学べるかが大切。将来、どんな専門分野につながるかも考えてみましょう。
調べてみる
遅くとも高校2年になったら大学の情報収集をスタート。大学パンフレットやWebサイトを巡ってみよう。
参加しよう!
志望するしないにこだわらず、まずは1度大学キャンパスへ!大学のイメージがグッと具体的になるはずです。
進学先を考える
目標とする職業や学びたい分野から逆算して、志望校を絞り込みましょう。入試制度を調べるのも忘れずに。
探してみる
志望分野が絞れたら研究室について調べてみるのもいいでしょう。より興味を引き立てるテーマと出会えるかも。
大学4年間
幅広い分野からより深く学ぶ専門分野を探す
就職か?進学か?将来の目標から進路を考えよう
身につける
高校までと異なる授業や勉強のやり方にまずは慣れましょう。大学の学習支援を活用するのもおススメです。
キャリアを考えよう
1年次から卒業後のキャリアを考えるのは重要なポイント。将来設計が早いほど、目標に向けた時間の使い方ができます。
専門分野を見つける
大学の学びに慣れてきたら、興味の湧く専門分野を探しましょう。2年次にコース分けを行う学部学科もあります。
大きな財産になる
ボランティアやインターンなどの課外活動に挑戦するなら、比較的時間のつくりやすい2年次がおススメです。
研究室に所属する
研究室への配属は3年次後期~4年次前期が中心。卒業研究に関わる重要な選択なので、慎重に考えて決めましょう。
進路を考えよう
大学院へ進学するか、就職するか。4年次に焦らないよう、就職活動がスタートする前には決めておきましょう。
取り組む
4年間の学びの総決算となる卒業研究。担当教員と相談しながら、早めの課題設定を心掛けましょう。
同時に進める
就職活動と卒業研究の両立は、おおくの学生が苦労するハードルです。早め早めの行動と計画的な時間の使い方を。
大学院2年間~
高度なキャリアをめざすなら大学院を視野に
知識をさらに深める
卒業研究をさらに発展させた研究活動が、大学院での学びの中心に。より高度な専門知識を身につけることができます。
として社会へ
研究職や開発職など高度な仕事に就くには、大学院卒が条件となるのが最近の傾向。高い専門知識を社会で活用しましょう。
さらに学びを重ねる
さらに高度な研究活動に取り組む博士課程。研究分野の専門家として、国内外の学会に参加する機会も増えるでしょう。
研究者としての未来
博士課程まで進むと、研究所や大学等の専門機関で研究者として活躍するキャリアを描くことができます。
社会人生活スタート!
働きはじめても大切なのは学び続ける姿勢
研究者としての道も
一般企業でも研究機関を持つ会社は少なくありません。製品開発や新技術を支える研究職や開発職は、人気の理工系キャリアです。
知識のアップデート
技術の進歩に合わせて大学で学んだ知識を常に刷新するのが、社会で活躍するためのポイント。卒業後も学ぶ習慣を大切に。
就職活動における文系と理系の大きな違いが「推薦」の有無です。理系では大学や教員からの推薦を受けて企業にエントリーする制度があり、合格率が高いのが特徴。
1年次から日々の学びを頑張れば、推薦を受けられる可能性も高まるでしょう。