ライオン株式会社が
理工系分野に関心のある中高生に向けた
『Girl’s Summer Labo』を開催

ライオン株式会社では「理工チャレンジ(リコチャレ)」に賛同し、ライオンの製品づくりの職場が見られる『Girl’s Summer Labo』を毎年開催しています。

2022年は7月29日、8月16日に全国から参加できるオンライン形式、8月2日には5つの会場と中継で繋ぎ、リアルで実験を体感できるハイブリッド形式で実施しました。オンライン形式では「汚れを落とす“サイエンス”を知ろう」「お口を健康にする“サイエンス”を知ろう」の2コースのもとで、SDGsへの取り組み紹介、研究所や工場見学、女性社員との座談会などが行われました。ハイブリッド形式では、オンラインコンテンツに加え、各会場とコミュニケーションを取りながら界面活性剤の実験教室を行いました。たくさんの中高生が参加し「理系について、今まで難しそうだな、と抵抗感を抱いていましたが、今回のイベントで理系の面白さを発見したり、研究員の方のリアルなお話を聞けたことで、とても理系に興味を持てた」「前よりも理工系への興味が増した」などの声が寄せられました。

同社ではこのほか科学教育支援活動の一環として、理系職業に興味がある学生に向けた研究所見学(東京都江戸川区)や講義を通じて、職業観の醸成に貢献しています。

三菱グループが「三菱みらい育成財団」を設立
「答えのない課題」に取り組み、
未来を切り拓く高校生への教育活動を助成

三菱グループは2019年10月に、創業150周年事業として教育支援財団「三菱みらい育成財団」を設立。三菱グループの主要26社から資金捻出を受けて、高校生や大学生を中心に次世代の人材育成を担う教育活動をサポートする事業を実施しています。

事業期間は約10年間で総事業費は約100億円を想定し、1案件につき最長3年間まで助成し、長期的な支援や助成する教育活動の定着に向けたサポートも考えられているとのことです。

助成の対象については、高校生や大学生を対象とした新たな教育プログラムを開発・運営する主体への助成。学校や教育委員会、NPO法人などの教育事業者や株式会社も対象となっています。

事務局では「一人ひとりの個性と可能性を引き出し、自ら問い、考え、行動できるような若者を育てるための教育をめざして、助成事業のプログラムを構想しました」「助成事業に加え、教育事業者のネットワークを構築し、情報を互いに自由に交換できるようなプラットフォームを構築していきます」と呼びかけています。