九州工業大学
A.Nさん
A.Nさん

大学院 生命体工学研究科 生命体工学専攻
博士後期課程1年 安田研究室
(大分県立大分舞鶴高等学校出身)

バイオエンジニアリング系
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デバイス技術で神経疾患の治療に一筋の光を
iPS細胞を用いた創薬への貢献を目指す

数百億個以上の神経細胞を単一細胞レベルで解析

現在、神経疾患の中には、未だ発症機構も解明されていない病気がたくさんあります。私はそんな神経疾患の発症機構を解明し、新たな治療法や創薬研究に少しでも貢献したいと思っています。人間の脳には数百億個以上の神経細胞があるのですが、私は今、神経細胞を単一で培養し、解析する技術を構築するため、微細加工技術を用いたデバイス開発を行っています。近い将来さまざまな疾患の再現を可能とするiPS細胞を用いて実験を進める予定です。患者さん自身の神経細胞からiPS細胞をつくることで、この細胞をもとに解明されていない機構が明らかになったり、その細胞に薬の作用を試して新薬ができる一歩となったりと、未知なる分野の貴重な前進となるはずです。

まだ手探りの部分もありますが、「これはどうしてこうなるのだろう?」と疑問が浮かべば、自ら手法を考え、自分の手で解決できる点も研究の魅力の一つ。その過程で新たな知識を得ることも多いです。

「できること」に頼らず「好き」に忠実に生きる

高校生の頃、実は数学が苦手でした。ただ、興味のある仕事は医療系や宇宙工学など理系の業界ばかり。そこで私は、一念発起して工学部へ進学を決めました。「できる」より「好き」を選んだ決心のおかげで、今は楽しく研究ができています。研究から得た発想力や、問題解決力は、どんな業界、職種でも生きてくるはず。楽しむ気持ちは研究の大切なモチベーションです。

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